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2010年11月02日

推薦入試 経済学部 経済学科

<推薦入試 経済学部 経済学科>
Iさん 19歳 女性
新潟県

Q1.試験の内容と形式☆
 経済学部の推薦入試の形式は、小論文のみでした。だいたいの学部は小論文と面接という形式が多いのですが、経済学部は違います。小論文の勉強だけに力を注ぐことができるという点ではよいですが、失敗したときにカバーしてくれるものがないというリスクもあります。また、小論文の内容についてですが、私が受けた試験はグローバリゼーションについてでした。アマルティア・センの新書の内容の一部が問題用紙に印刷されており、それを読んで200字に要約する問題と、400字で自分の考えを述べる問題が出題されました。

Q2.推薦入試の対策法☆
 私は、毎日新聞を読むようにしていました。ただ読むのではなく、できるだけ早いスピードで読めるように意識して読んでいました。また、経済に関する記事などは、切り抜きをしてノートに貼り、時間のあるときには、要約の練習をしました。他には、先生に頼み、経済に関する本を紹介してもらい、何冊か本を読みました。そのときも、大事だと思う言葉や文章をノートに書き写し、まとめるようにしていました。

Q3.推薦入試で戸惑ったこと☆
 試験の形式は例年通りだったので、とくに戸惑うことはありませんでした。しかし、自分の考えをまとめる問題に関しては、例年600~800字というのが多かったため、400字でまとめるのは少し大変でした。また、例年国内の社会問題についての問題が出題されていたので、その対策をしていたのですが、私が受けた年は、グローバル化に関する問題だったので、とても焦りました。あまり分野を固定せず、幅広い分野の対策をするべきだと思います。

Q4.推薦入試を受験した理由☆
 私は、学校で行われる定期テストは得意だったのですが、模試ではなかなか勉強の成果が発揮できず、成績が伸び悩んでいました。そこで、今まで学校で頑張ってきた成績を生かすことのできる、推薦入試に挑戦することにしました。また、私の第一志望は新潟大学だったので、推薦入試を受けることにより、新潟大学に入るチャンスが増えるというのも、推薦入試を受けるきっかけになりました。第一志望の大学に入るためには、1つのチャンスをも無駄にせず、挑戦するべきだと思います。

Q5.推薦入試のメリット・デメリット☆
 推薦入試を受験する最大のメリットは、Q4にも述べた通り、受験のチャンスが増えるということです。また、高校での成績を生かせることだと思います。他には、一般入試よりも早くに合否が出るため、合格した場合には、自分のやりたい勉強をする時間がたくさん出来ることだと思います。逆に、デメリットは、推薦入試に失敗したときのリスクが高いという点です。推薦入試の勉強と並行して一般入試の勉強もしなくてはならないので、推薦入試が終わるまでは、とても大変です。

Q6.一般入試の勉強法との両立法☆
 推薦入試の対策として、本格的に小論文を書き始めたのは、1カ月前くらいでした。それまでは、とにかく一般入試に向けての勉強をしていました。また、1カ月前くらいになってからは、小論文の練習に費やす時間と、一般入試の勉強をする時間をだいたい決めて、勉強を進めていました。だらだらとやってしまうと、どちらも中途半端になってしまうので、きちんと頭を切り替えて、両方の勉強をすることを心がけていました。

Q7.推薦入試の受験を考えている人へ☆
 私自身、推薦入試を受けると決心するのはとても時間がかかりました。挑戦しようと決めてからも、一般入試の勉強との両立がきつく、何度も諦めたくなりました。合格してからは、一般入試を受ける人たちよりも楽になりますが、合格が決まるまでは、本当に辛いと思います。しかし、模試が苦手な人、高校の成績を入試に生かしたい人はぜひ、推薦入試に挑戦してほしいと思います。そして、小論文が苦手でも、諦めないでほしいです。実際、私は小論文が大の苦手でした。しかし、何度も何度も練習をすれば、だんだん書けるようになっていきます。自分の可能性を信じ、諦めずに頑張って下さい。
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